昔話が好きな方に:エチオピアのコーヒー

1. おいしいコーヒーとヤギのダンス

 

エチオピアのコーヒーって、よく聞きませんか?実は、コーヒーが始めて飲まれたのもエチオピアです。

どうしてエチオピアで最初のコーヒーが飲まれたかには、摩訶不思議なお話があります。

昔々あるところにカルディという、ヤギ飼いの少年がいました。少年は、ヤギを飼うのダルいな!と言いながら、むしゃむしゃと草を食べるヤギを引きつれ、森の中へやってきました。

もちろん、サボるためです。森の奥に入れば、居眠りしようが何しようが、誰の知るところでもありません。

少年は大っぴらにいびきをかいて昼寝を始めました。1時間たち、2時間たち、3時間たち、あー、そろそろお散歩でもしようかなと起き上がって辺りを見渡すと、ヤギはどこにもいません。(当たり前です。)

急にあわてた少年は、ヤギはどこだ、ヤギはどこだと森中を探しました。ああ、もうだめだ。家に帰れば父親や母親にどやされる。と思ったその時、赤い実を食べているヤギ達を少年は見つけました。

しかし、そのやぎを見ている少年は、自分の目が信じられませんでした。ヤギが、踊りをおどっているではありませんか。(これがワルツかサルサか、踊りの種類はご想像にお任せします。)

少年はこの赤い実が原因かと思い一つぶ自分も食べてみるといつの間にか体がひとりでに踊りだし、ヤギと少年のダンス大会始まりました。(よく分からない果物をは食べるのは良くありません。皆さんは決して真似をしないでください。)

しかし、その実の不思議な力によって疲れを全く感じず、いつまでも踊り続けることができます。少年とヤギは夜通し踊り続け、次の日クタクタになってが街に帰ってくると、心配した街の人達がどこで何をしていたんだ、と少年を問い詰めました。

少年は一部始終を村人と町の聖職者に話すと、ポケットにとっておいた実を渡しました。そうして町では第二回ダンスパーティーが始まり。。。というのは記録に残ってはいませんが、想像に難くありません。

 

その後、コーヒーの赤い実は、噛んでのどを潤すフルーツとして、ある時は水に入れてスープにする料理の具材として親しまれる内だんだんと、豆を香ばしく焼いてからお湯で味を抽出する今の方法に発展していったとのことです。

2. お話から1000年経っても

 

今でもエチオピアのコーヒーは有名です。エチオピアには今でも、多くの野生のコーヒーが生えています。

カルディがコーヒーの実を食べたのは1000年以上も前ですが、エチオピアのコーヒー農場では今でもその子孫のコーヒーの木から実を取って、おいしいコーヒーを作っています。

エチオピアの気候はコーヒーにとっては、コーヒーの生まれ故郷なだけあって、これ以上ない快適な場所です。コーヒーは標高がある程度高い山の上を好むのですが、エチオピアの国土はほとんどが山岳地帯です。

赤道に近く温かい気候な上、不思議と実を食べてしまう害虫もあまり住んでいません。まさにコーヒーの木にとってはユートピアの様な場所です。

そんな生まれ故郷でのびのびと育ったエチオピアのコーヒーはちょっと酸味がありますが、口に含めば華やかでフルーティな香りが頭の緊張をぼぐしてくれます。嫌なことを忘れたいときは、踊りだすまでは行きませんが、きっと幸せな気分にしてくれます。

Cotteaでは現在3種類のエチオピアの豆をご紹介しています。あなたの味の好みに合ったエチオピアのコーヒーをお出しするので、エチオピアの物語に思いを馳せたい方はぜひ、エチオピアのコーヒー!と伝えてくださいね。

 

*2018年2月28日に修正しました。

 



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