コーヒーがあんなに苦い理由

1. コーヒーはなぜ苦い?

 

コーヒーって、苦い!っていうイメージありませんか。

苦くなければコーヒーじゃない。と言われても、苦いものは苦い。。。

 

ただ、数え切れないほどの種類があるコーヒーの世界。実は

苦くないコーヒーも存在しています。なぜコーヒーは苦くなるのか、苦くないコーヒーと合わせてご紹介します。

 

なぜコーヒーはあんなに苦い味がするのか。これは簡単です。焦げてるからです。

ほかの料理では、黒焦げだといってもいいくらいまで焼き上げるのがコーヒーが他の食べ物と違うところです。

フレンチローストという深煎りの豆は、とてもいい香りがしますが、冷静に見れば、焦げた豆です。

それでもコーヒーにすればおいしくなるのは、コーヒーを思いついた方に拍手を送るしかありません。確かに生のコーヒーの実を取って噛んでみても甘いですし、まったく苦くありません。

 

焦げたものは苦い、意外性ゼロですね。

これだけで今回の記事が終わらないように、じゃあ逆に、どうすればコーヒーは苦くならないんでしょうか。

飲んでいるうちに、コーヒーの味が変わった、と感じたことありませんか。あなたの味覚は間違っていません。飲んでいるうちに、コーヒーの味はどんどん変わっています。

熱いコーヒーをいれた瞬間から、ヨーイドンのタイミングで酸化・分解が始まり(難しい言葉ですいません。)、少しずつ酸っぱく、だんだん苦く、コーヒーの味は変わります。

 

さらに、人の舌は、冷たくなればなるほど、苦いものをより苦く感じるようにできています。つまり、コーヒーが冷めていくうちに、苦いコーヒーは、どんどん苦い味に感じるということです。

(苦いコーヒーが嫌いな皆さま、淹れたてのコーヒーを放置するのは大変危険ですのでお気を付けください)

アメリカのコーヒー愛好者の間では、「コーヒーを電子レンジでチンするべからず」とよく言われるそうです。アメリカである男性が、コーヒー好きの友人の家に泊まった時の事。

夜中でさえコーヒーを飲みたがるコーヒー好きの家主は、その客人にも自慢のおいしいコーヒーを振る舞いました。

夜中にコーヒーを飲むのは抵抗がある男性は、もったいないのでコップにコーヒーを注いでラップをかけ、次の日に電子レンジでチンをしていました。

それを見た家主は悲鳴を上げ、頼むから新しいコーヒーを淹れさせてくれと懇願したとのことです。

放置され、苦く味が変わってしまったコーヒーを客人に飲ませるのが、我慢ならない。と説明した様です。

 

味が変わってしまうのも、ここまで気にすると、コーヒーを飲まない人から見るとちょっと引いちゃうんでしょうか。。。皆様も、コーヒー好きの方が淹れたコーヒーは早めに飲んであげてくださいね。

 

2. 苦くないコーヒー

 

水出しのコーヒーってご存知ないでしょうか。 熱くない水にコーヒー豆の粉をつけ、ひたすら待ってコーヒーを抽出をする方法です。

喫茶店で見かける「アイスコーヒー」も「水出しコーヒー」と比べると、どちらも同じように見えますが、実は全然違います。

飲んでみれば驚くことに、喫茶店のアイスコーヒーが苦いコーヒーであるのに、水出しコーヒーは、ちっとも苦くありません。コーヒーは、実は熱いお湯で淹れると苦くなるのに、冷たい水で淹れれば苦くならないという秘密があります。

喫茶店のアイスコーヒーはほとんどの場合、もともと熱く淹れたホットコーヒーを冷やしたコーヒーです。ということは、冷たいけど、苦いコーヒー。

水出しコーヒーは、熱いお湯を使いません。つまり、じっくり水に旨みや甘みが溶け出した、苦みの無いコーヒー。

 

豆にももちろん甘みが強くて苦みが弱いコーヒーがあります。浅炒りであればあるほど苦くなく、中には、紅茶のように甘く、苦みのないコーヒーも実はたくさんあります。

ただ、市販されているコーヒーには、しっかり苦いコーヒーが多く、コーヒーのことを思い浮かべると、つい苦いコーヒーが頭にちらつきます。

実は、家でよく使うペーパードリップのコーヒー。紙のフィルターの上にコーヒーの粉をのせて、上からお湯かける、おなじみのあれですね。実はこの紙のフィルターを使うと、苦い成分を紙が吸い取ってくれるため、苦みを抑えてくれます。

 

ペーパードリップのコーヒーを発明したドイツのメリタおばさんは、あんまり苦いコーヒーに嫌気がさして、紙でコーヒーを濾(こ)しているうちに、ドリップ用のペーパーを作ることを思いついたというくらいです。

真ちゅうの器の底に爪で穴を開け、文房具の紙を中に敷いて、コーヒーの粉を入れ、お湯を注ぎます。するとあら不思議!苦くないおいしいコーヒーが!ということだそうです。

メリタさんは、1908年に特許を取得、これを商売にし、今ではメリタ社は大企業になったというくらいです。苦みは昔からコーヒーの楽しみでもあり、悩みの種でもあったんですね。。

 

今では、浅煎りや、苦くない品種のコーヒー、水出しのコーヒーまで、苦いコーヒーが好きでないなら、苦い!と言いながらコーヒーを飲む必要ありません。苦いコーヒーが苦手な方でも、花の様な香りのする苦くないコーヒーを飲んで、コーヒーを好きになってみませんか。



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